早産を未然に防ごう a08 早産を未然に防ごう

早産を未然に防ごう

膣式の超音波検査で従来よりも早く早産傾向を診断できるようになりました。

子宮頸管の展退(短縮)とは

分娩時に、胎児の通路となる子宮頚管が子宮筋の収縮や胎児の下降で短くなることで、軟らかくなると共に開きやすくなります。この現象が、早期に起こると早産に結びつきます。 少なくとも、34週までは、頚管の長さは27mm以上あるのがよいと思われます。当院では、膣炎の管理と併せて早期から子宮頚管の長さを測定して早産の予防に努めています。

子宮頚管の展退


※図の中の赤丸部分が頚管です

子宮収縮による内子宮口の楔状(くさびじょう)開大

早産傾向のある子宮頚管の変化※下図程頚管の短縮がみられます

このぐらいならOK

自宅でしっかり安静が必要

直ぐ入院して絶対安静が必要です