HPV(ヒトパピローマウィルス)検査をお受け下さい a04 HPV(ヒトパピローマウィルス)検査をお受け下さい

HPV検査をお受け下さい

HPVは、性行為によって誰にでも感染する可能性があります。(通常の性行為によって一般の人々に広く感染するものです)HPVは性活動が活発になる10代後半から20歳代の初交後数年以内に子宮頸部に感染しますが、多くは無症状で一部が異形成を発生させます。HPV感染及び異形成の多くは一過性のもので、自然に消滅しますが、ハイリスク型HPV感染持続例の中の僅かが癌に進行すると言われています。最近の研究では、子宮頸癌のほぼ100%がハイリスク型ヒトパピローマウィルス(HPV)感染が原因であることが、世界的に認められています。
HPV検査陽性は、子宮頸癌または前癌病変を有する可能性があることを意味します。

1995年以降、30歳代の子宮頸癌死亡率が増加しています。しかも、25歳から30歳では、最近の15年間で上皮内癌発生率が10倍以上に増加しているのです。しかし、最新の液体ベースの細胞診検査でも、前癌状態や癌の15~35%は、見逃す可能性があると言われています。HPVDNA検査は、前癌状態を見つけるのに子宮頸部細胞診より感度が高く、HPVDNA検査が陰性であれば、癌であるリスクは1/1000になると言われます。そうして、早期に診断された、上皮内癌や高度前癌病変では、ほぼ100%の治癒率で子宮温存が可能です。

  • CIN1がCIN3(高度異形成や上皮内癌)以上に進行するのは
    2年後に 2.1%  10年後に 9.9%
  • CIN2がCIN3(高度異形成や上皮内癌)以上に進行するのは
    2年後に 16.3% 10年後で 32%

(軽度・中等度・高度異形成:それぞれCIN1・CIN2・CIN3)

※HPV検査陽性は、子宮頸癌または前癌病変を有する可能性があることを意味します。

2004年5月3日にWHOは、HPVDNAテストが一時スクリーニングとして子宮頸癌の発生と死亡率の減少に有効であると発表しています。また、従来の細胞診と組み合わせれば、子宮頸癌の的中率が99~100%になると報告されています。さらに、細胞診検査とHPV検査の併用検査で両結果とも陰性ならば、子宮頸癌になる可能性は非常に低く次回検査は3年後で良いと思われます。特に、30歳以上の女性には、子宮頸部細胞診とHPVDNA検査を併用してスクリーニングする事は非常に有効です。

子宮頸癌を早期に発見し、また、頸癌のリスクの有無を判断するためにも、細胞診検査(保険適応あり)とともにHPVDNA検査(自費)をぜひお受け下さい。

従来の細胞診検査だけでは、2年前の子宮癌の検査で、クラスⅡで異常はなかったのに、2年後には、癌にまで進行していたという不幸が起こります。私たちは、ぜひとも、このような不幸を予防したいのです。

HPVDNA検査費用 4900円(自費です 保険未適応)
対象 20歳以上
  • 1995年以降30歳代の子宮頸癌死亡率が増加
  • 25-30歳では最近15年間に上皮内癌発生率が10倍以上に増加
  • 上皮内癌あるいは高度前癌病変で検診により診断されれば、ほぼ100%の治癒率で、子宮温存が可能
  • 20歳からの検診開始は意義が大きい
  • 子宮頸癌の死亡減少のためには、これまで検診を受けていない女性に検診を受診させることが最も効果的な方法

※定期的な受診歴があり、特に異常がない30歳以降の女性では、2~3年に1回の健診でよいともいわれます。